【看護師の退職の伝え方】病院を辞める方法

円満退職をめざして準備しましょう。退職の意志を伝えるのは、民法では2週間前までに届け出ればよいとされています。ですが、実際2週間では後任の準備や引き継ぎの期間としては難しい病院がほとんどでしょう。就業規則に、1ヶ月前まで、3ヶ月前まで、半年以上前に、などと期間が定められていることが多いです。

必ずしも就業規則通りで無ければならないというわけでなく、現場に余裕があれば融通も利くかも知れません。

■ 退職するまでの手順

point1直属の上司に相談する
退職の意思が決まったら、信頼のできる直属の上司に相談しましょう。自分の家族にも伝えておくことを忘れずに。

看護師の転職。退職理由は正直に言った方がいいの?

多くの病院では、1ヶ月前までに申し出る必要があります。立ち話ではなく、しっかりと10分でも時間をとってもらいましょう。
いきなり退職届を突きつけるようなことはせずに、直属の上司に味方になってもらえるように相談しましょう。退職のスケジュールを病院側と話し合って決めることになりますが、上司が味方だといろいろと協力してもらえてスムーズです。翌月の勤務表ができる前に、余裕をもって行動しましょう。

年度末でないと辞められないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。問題なく中途退職できます。有給休暇が消費できるかも確認しましょう。

point2退職願を提出する

退職願

退職願の例文


退職の希望日が決まったら退職願を作って提出します。
「退職願」と書いた封筒に入れて直属の上司に渡しましょう。病院によっては専用用紙があるところも。手渡しがベストですが、上司の了解を取れば郵送でも構わないでしょう。その場合は、退職願と書いた封筒を、さらに郵送用の封筒に入れて送りましょう。

「退職届」とは違うの?
「退職届」というのもありますが、退職を願い出る「退職願」とはまってくの別物なので注意です。
退職届は、一方的に「辞めます!」と退職の決定事項を告げるものです。病院は拒否できませんが、こちらも取り消すことができません。
もめてしまったときの最終手段だと思って下さい。内容証明で郵送することになるでしょう。
ちなみに「辞表」は、取締役などの役員や公務員が提出するものです。公立病院の場合は、辞表の提出を求められるかもしれません。上司によく確認しましょう。

point3引き継ぎを行なう
自分がいなくなってもいいように、担当業務を後任者に引き継ぎます。業務を洗い出してマニュアルを作っておいたり、引き継ぎ書をつくっておくと便利です。
いざというときのために、自分の連絡先を伝えておくと親切ですね。ただ、中途半端な引き継ぎしかできないとしょっちゅう連絡がくることになってしまうので注意しましょう。
しっかりと引き継ぐことは、自分自身の勉強にもなります。

point4荷物を整理する
退職の前日から、荷物や備品の整理をしましょう。
健康保険証、職員証、職員バッチ、名刺、ロッカーの鍵、ユニホームなどの病院から借りているものを返却します。
雇用保険被保険者証、離職票、年金手帳、源泉徴収票などを病院から受け取ります。郵送で返却される場合は、いつまでに届けてもらえるか確認しておきましょう。

お世話になった方たちに感謝のあいさつをして、退職となります。
看護部長へあいさつにいくタイミングは上司に相談して決めましょう。

■ もしも引き止めにあったら?

後任が決まるまで退職を待って欲しいと引き留められることがあります。その場合でも、「では○○日まではお手伝いさせて下さい」というように、およそでも退職日を具体的に決めておきましょう。退職日を具体的に決めておくことは、転職する場合にとても重要です。
「辞めたい」ではなく、「辞めなくてはならなくなった」と伝えると相手も本気だと理解してくれるでしょう。
職場への不満を言うと、「給料アップ」や、「異動」、「夜勤の削減」などを提案してくるかも知れません。自分が納得でいれば今の職場に留まるのも選択肢のひとつですが、本当に約束が守られるという保証はありません。もしも残るなら、口約束ではなく、書面に残すようにしましょう。

別の病院へと転職する場合には、新しい病院探しと退職の手続きとを平行して行うこととなります。当然ですが退職してからで無いと新しい病院で働くのは無理です。辞めてから面接などを行うというのも方法ですが、働きながら転職活動をした方が休職期間ができません。

看護師専門の転職コンサルタントに相談すれば、あなたが働いている間に求人をさがしたり、見学や面接などの日程調整をしてもらえます。退職届の書き方や辞意の伝え方なども具体的にアドバイスしてくれるので、転職が初めての人は必ず利用して下さい。転職支援サービスは無料で利用できます。

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