医療現場で注目されるタクティールケアの効果

タクティールとは、ラテン語で触れるを意味する「タクティリス」に由来するもの。スウェーデンの看護師たちによって生まれたタッチケアが、タクティールケアです。

相手の身体に優しく、柔らかく包み込むように触れることで不安や痛みを和らげる効果が得られます。日本でも、「痛いの痛いの飛んでいけ!」と言いながらぶつけたところをさすったりしますよね。小さい頃、母親に頭をなでてもらったり、手を繋いだりすると安心しましたよね。

筋肉をもみほぐしたり、ツボを刺激したりするマッサージや指圧などとは違い、ホルモンの分泌などによって効果が得られるものです。人とふれ合うことで、リラクゼーション効果、鎮痛効果、コミュニケーション能力の向上、自虐制や攻撃性の減少などの効果があると言われます。

タクティールケア認定資格を、日本スウェーデン福祉研究所が発行しています。看護師のスキルアップとしても注目されています。意識障害のある患者さんや、認知症の患者さんなどへタクティールケアを行う病院も増えています。介護の現場でも注目されています。

日本スウェーデン福祉研究所の講座を二日間の受講後、認定試験に合格すると認定資格がもらえます。
http://jscijp-hp.hp1.allin1.jp/

組織的に導入していなくても、意識して患者さんに触れるようにするだけでも効果があるかもしれませんね。