同期の退職。プリセプターとの人間関係

「私ね、辞めるの。」
彼女の口からそう告げられたのは彼女が退職する数日前勤務を終えた後のロッカールームでした。彼女とは病棟は違いますが、同じ社会人経験のある同期です。時間が合えば家で一緒にご飯を食べたりする間柄でした。

食事に誘い話を聴くと、彼女の辞める決定打は「周囲との人間関係」と「看護師としての自信を無くしたこと」。彼女のプリセプターとあまりいい関係ではなく、むしろ不信感を抱き、ミスを起こしても次に繋げられる周囲のフォローはなく、業務においてトラブルが起きたときに彼女はきちんと業務を行ったけれど、不本意な反応や対応でうやむやにされたり…病棟には彼女が心を打ち明けることのできる存在がなく、孤立してしまいました。同じ病棟の同期でさえも…

私はプリセプターといい関係とまでは言い難ですが、私のダメなところは指摘してくれますし、勉強してきたことを見てもらっては再指導を受けるということを繰り返しました。その甲斐あって看護師として外してはいけない部分をおさえることが少しずつできるようになりました。プリセプターに限らずミスがあれば、どうしてミスがおきたのかという振り返りを一緒にしてくれました。

彼女の話で共感できる部分はたくさんありました。大きく違うのは周囲の対応でした。ミスやトラブルがあれば、一緒に振り返りをしてくれたり、落ち込んでいたら「大丈夫?」と声をかけてくれました。同期と勤務が重なることは少ないのですが、勤務が合えば、情報交換や気持ちの共有をしていました。彼女と食事をしながら、トラブルやミスが起きた時、困ったときは、自分からどんな対応をしたか話をしました。彼女は「もっと早く話を聴いてもらえてたら、違ったかもしれない。」「もっと早く話せば良かった」と言っていました。

看護職は多くの女性が働いており、年齢も違い、ウマが合う人・合わない人がいて当然です。人間関係に惑わされず、仕事ができるようになる図太さを得るには、私たちにはまだ経験が浅いのでしょう。彼女は現在他の病院で勤務しています。

同期と話をしていますか?彼方の同期は大丈夫ですか?
落ち込んでいたら話を聴いてあげてください。

そしてあなたは大丈夫ですか?ため込んでいませんか?
ため込んでいたり思い悩むことがあるなら、周りに言えると気持ちが軽くなりますよ。