患者さんからの手紙に逆に励まされました。

ある20代女性患者さん、貧血で入院され輸血をする程の状態でした。
なぜ自分がこんな状態になってしまったか?しばらくの間、受け止めができなかったようで表情は固く、自分の中で思い悩み自問自答を繰り返されていたのだと思います。自分が彼女の立場であれば同じように、なぜこうなったのか?その理由を探し求め自問自答していたのではないかと思います。

治療による内服の副作用もあり精神的にも落ち込んで、部屋で涙ぐんでいる姿もありましたが、状態の改善とともに表情も明るくなり、笑顔も見られるようになりました。
退院間近に控えたある日、部屋に伺うとお手紙をいただきました。

「あなたの言葉が救いになりました。ありがとう。」と、そして今回の入院はとてもいい経験になったとも書かれていました。入院中の辛い時期を乗り越え、前向きに受け止めることができたようです。

精神的に落ち込んでいた時に少しお話しを聴きこうと思ったのですが、言葉が出ず涙ぐまれる様子がみられ、気持ちが整理つかずうまく表現できないのだろうなぁと感じたのを覚えています。
この手紙を頂いたとき、仕事でミスをして自分自信が凹んでいたタイミングだったこともあり、私自身励まされとても嬉しくなりました。彼女の手紙で逆に励まされたことを伝えたくてお返事を書きお渡ししました。彼女からの手紙は宝物です。凹んだ時には読み返し、「私はまだ大丈夫。」と言い聞かせています。