緩和ケア認定看護師の担う役割

緩和ケア認定看護師とは、1998年、日本看護協会により制定された認定看護師制度のうち、特に緩和ケアの分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできるするスペシャリストのことです。

病気を治すのではなく、症状を緩和するのが緩和ケアです。主にがんを対象にすることが多いですが、病院によってはその他の疾病も対象にします。
がんの治療には身体的苦痛が伴います。またがんだと知った時から激しく落ち込むことがあるように、精神的にも苦痛を強いられます。入院生活や通院生活が長引いたり、治療の影響で社会的にもつらい立場に追いやられかねません。そんな様々な苦痛に対して、少しでも和らげたり鎮めたりしてあげるケアを行います。
QOL(生活の質)の向上、維持のみならず、ご家族の不安などについても、ケアの対象になります。
苦痛や不安を少しでもなくして、治療に前向きに取り組める環境にしていきます。
高齢者が最期までその人らしく生きられるように、チームでケアするのも大切な役目です。

デスカンファレンスに積極的に関わったり、医療スタッフのグリーフケアの活動に力を入れている人もいます。